最新の米国雇用統計によれば、9月の非農業部門就業者数が24万8千人増加して、失業率は5.9%へ微減となった。主に専門的な対事業所サービス、小売業、ヘルスケア部門などへの雇用が伸びた。9月の失業率は前月より0.2ポイント減って5.9%となり、失業者数の合計は32万9千人減って9百30万人となったが、過去1年間でも失業率は1.3ポイント低下、失業者数は190万人減少したことになり、米国の雇用状況はやや改善されている。成人労働者層では女性の9月失業率は5.5%、成人男子の失業率も5.3%と微減で推移した。10代の失業率は20.0%と多く、白人は5.1%、黒人は11.0%、ヒスパニック系は6.9%であった。このうち、長期にわたっての(27週以上)失業者は数字に大きな変化なく300万人であった。
10月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ