北米のLBKP市販価格は9月に底を打って以降、品種によって横這いないしやや上向きに転じている。一方、ブラジルの晒ユーカリパルプ・メーカー各社は、中国市場での早々の価格底上げ成功を好感して米国客先へも強気な姿勢で価格オファーを行なっている模様。ユーカリパルプの米国向け実質価格は、1年ないし半年掛けて広範囲に$15/t上げて$820~$840/tへ上昇した。これは中南米の新興勢力が新たな合計年産280万トンの操業を開始して以降初めての値上げである。また北米産のLBKP価格についてはNBKP同様に安定を保った状態にある。
10月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ