中国通関当局の発表によれば、同国9月の古紙輸入が活況を取り戻しており、輸入量は前月比5.9%増加し約220万トンを記録した。前月(8月)の輸入量は7月から15.9%大幅減の208万トンまで数字を落としていたが、9月は特にOCCが反発し輸入量は前月比7.1%増の124万トンまで回復を見せた。それ以外の品種でも、新聞古紙が同2.0%増の約48万トン、雑古紙が同4.0%増の約42万トンと全体的に微増となった。しかしながら、1月~9月のパルプ全体の累計でみると前年同期の2千2百20万トンから6.1%と大きく下落して、2千87万トンに止まった。
10月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ