中国製紙メーカー大手の太陽紙業はこのほど山東省の同社Yanzhou工場16号機の改造を完了したことで、同ラインでのフィルムベース紙年産15万トンの生産が可能となった。同社の基幹工場であるYanzhou工場の同ラインは以前年産9万トンの非塗工上級紙を生産していたもので、改造の結果、紙巾3,520mmで最高速度は分速700mでの操業ができる仕様となった。米坪の範囲は140g~250gとなる。ラインの改造は5月に着手していた。既に同工場は同様のフィルムベース紙年産15万トンの設備を別途所有しており、主な用途は紙コップなど食品用使い捨て容器である。
10月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ