ブラジルおよびその他中南米諸国の市場関係者は一様に10月の晒ユーカリパルプの各市場での需要は安定しており、例年のこの時期としては歴史的にみても好調なレベルにあり、引き続き底堅い商況にあると述べている。特にブラジル市場では例年10月11月は印刷・筆記用紙メーカーが2月に始まる新学期に備えノートや教科書会社へ販売攻勢をかける時期となり需要が旺盛になる。また12月までのこの時期は例年市場は繁忙期となる一方で、在庫を抱えて年越しをしたくない為、メーカー各社とも生産スピードを調整し仕入も控えることとなる。
10月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ