ブラジル木材産業協会発表の最新の統計によれば、1月~9月ブラジルのユーカリパルプ・メーカーによる輸出量累計は688万トンとなり、前年の同時期より12.6%大きく数字を伸ばした。同国の1月~9月のパルプ生産量は1千2百万トンもしくは前年同期比7.7%増となったが、国内販売も3.9%上向き133万トン、輸入量はNBKPを中心に2.8%減少し31万7千トンであった。結果として、国内パルプ消費量は0.2%微減の465万トンとなった。一方、輸出金額をみると1月~9月の累計は前年同期比2.5%増えて約$39億となり、同国2番目のユーカリパルプ市場である中国向けは7.5%増加して約$12億となったものの、欧州向け輸出は2.4%減少し約$15億であった。
11月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ