米国の中国向け古紙輸出量は、前回2011年にピークを迎えた際の輸出実績から比較すると今年約167万トンが減少すると予測され、3年連続の下落が決定的となった。2011年中国向け輸出量実績は約1千5百80万トンで、今年の9月までの累計から推測すると今年合計は約1千4百10万トンの見込みとなる。米国は今年これまでに古紙輸出全体の約67%を中国向けとして輸出したが、この数字は2012年と比較しても70.6%から下落したことになる。米国の業界関係者によると、10年前であれば中国は依然として輸入古紙への依存度が極めて高かったものの、現在中国の古紙ユーザーは必要な量の50~60%を国内業者から調達している。
11月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ