中国政府は国内紙パルプ業界に残存している2014年中に廃棄されるべき老朽化設備の目標を合計4百92万トン分へ引き上げると今年3回目の改定版リスト上で発表した。このリストは先週、産業・情報技術省から発行されたもので、新たに7つの紙パルプメーカーが今年12月までに合計で29万7千トン分の廃棄が義務付けられた。当該7メーカーは福建省、江西省、湖南省に位置している。このうち福建Lishu Pulp&Paper社は年産5万トン分の竹パルプ生産設備を廃棄することとなる。更に江西省の5社は再生板紙の年産合計23万6千トン分、また湖南省の1社も年産1万1千トン分が廃棄対象となっている。
11月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ