最新のブラジル森林産業協会の統計によると、ブラジルの10月のパルプ輸出量が105万トンとなり、前月比で21%増、前年同月比でも19.3%増と大幅に数字を伸ばした。1月~10月の輸出量累計では前年同期比13.4%増の880万トンへ上向き、取引額も同2.9%増の約$44億となった。このうち約$17億がヨーロッパ向けで前年並み、約$12億は中国向けで前年同期比10%増加した。一方、ブラジルの10月パルプ生産量は前年同月比11.3%増の146万トンで、国内販売も同11.6%増えて16万3千トンとなった。また、10月の紙生産では前年同月比2.7%減少して87万7千トンで、紙の国内販売は同1.5%減の50万9千トン、輸出も同11%数字を落とし14万6千トンも、輸入は依然堅調で同6.3%増えて11万8千トンであった。
11月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ