インドネシアAPRIL社傘下の紙パルプメーカー大手Riau Andalan Pulp and Paper社は、過去3年欧州LBKP需要の減退を理由に今後の輸出先国の中心をアジア諸国に振り向ける模様。同社社長によれば、2011年以降欧米の先進国LBKP市場は沈滞が継続しており、東欧および中南米諸国のみがそれぞれ3.2%増、3.4%増と高い成長率を保っている状態である。事実、北米からの需要は過去3年で0.9%マイナス、一方北ヨーロッパおよび西ヨーロッパからの需要もそれぞれ4.4%、0.4%いずれもマイナスを示している。
12月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ