最新の統計によれば、11月の米国カートン出荷が3ヶ月連続で堅調に推移しており、加工会社、メーカーでの在庫も合計で約8万2千トンの減少をみせた。この在庫減少は当月コンテナーボード・メーカーの稼働率が94.3%へやや後退したことに加え、輸出向けのライナー生産が10%近く急増したことが反映した。市場関係者は、需要が緩慢で供給過剰に敏感であった今年の年初に比べれば、今年の締めくくりは市場の雰囲気もより前向きな状況にある、と語っている。
12月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ