最新紙パルプ統計の印刷・筆記用紙需要動向の示すところによると、北米12月の印刷・筆記用紙需要は概ね前年同月と同水準を維持したものの、出荷量合計でみると前年同月比1.3%の微減であった。2014年全体では北米の需要は前年より4.1%減少しており、出荷量も4.9%下回った。12月の品種別では、塗工中質紙が主要4品種の中で大きく需要を伸ばしており、前年同月比6.3%増加、工場稼働率も112%と前年12月から15%ポイント上向いた。また非塗工紙も同1.4%増、コート紙は同0.4%増、上質紙は同3.1%減で、工場稼働率はそれぞれ93%、81%、89%となった。
1月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ