中国の湖南省永州市に位置するXiangjiang Paper社唯一の工場は、2015年中に生産を停止し、別の用地への移転を余儀なくされている。現地メディアの報道によると、湖南省環境局は同工場の排出ガスに歯止めをかける為、強制的な移転勧告を決定したとされる。同社と約2年間の話し合いを継続してきたが、具体的な期限が示されたのは初めてのことである。同社はYueyang Forest & Paper社の100%子会社で、包装用紙・板紙で年産20万トンの生産能力がある。永州市当局は同工場が市の繁華街に位置していることから、既に2013年大気汚染を根拠に同工場の移転を申し入れていた。
1月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ