最新の統計によれば、2014年のブラジルからのパルプ輸出量累計は前年の943万トンから12.6%上向いて1千61万トンへ大きく数字を伸ばした。パルプ輸出量は100%晒ユーカリパルプであった。国内でのパルプ販売量も前年から5.5%増加して181万トンとなった。そのうち、165万トンがL材パルプ、3万7千トンがN材パルプ、13万トンが高収量パルプであった。また、パルプの生産面でも2013年の1千513万トンから8.8%上昇し1千646万トンへ大幅に増加した。このうち、1千415万トンがL材パルプ、181万トンがN材パルプ、49万8千トンが高収量パルプであった。一方、2014年の紙の生産量は前年から0.4%微減の1千44万トン、消費量も前年比0.3%微減の982万トンであった。
2月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ