最新の米国雇用統計によれば、2月の非農業部門就業者数が29万5千人増加したが、全体の失業率は前月からやや減少して5.5%となった。主に食品サービス、酒場、専門的な対事業所サービス、建設業、ヘルスケア部門、運輸・倉庫業など雇用が幅広い分野で伸びたものの、鉱業部門では前月比減少した。全体では2月の失業率は前月の5.7%から0.2%ポイント微減、失業者数の合計は前月からやや減って870万人。成人労働者層では、2月の10代の失業率は17.1%と最も多く、成人男性の失業率は5.2%、成人女性の失業率は4.9%、白人は4.7%、黒人は10.4%、ヒスパニック系は6.6%、アジア系は4.0%であった。このうち、長期にわたって(27週以上)の失業者は大きな変化なく270万人で、失業者全体の31.1%を占めた。
3月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ