インド市場関係者によれば、現在、インドの紙パルプ産業はその採算性確保の困難や、原材料費用の高騰などに直面しており、更には中国やインドネシアから輸入された紙の不当廉売の襲撃を受けているとしている。これによって、国内メーカー各社は輸入品の安値と競合出来ず、厳しい状況が続いている模様。インド紙パルプ協会、現地国際貿易委員会などが政府当局へ、アンチダンピング課税の賦課を求め、同産業界に有益な結論を早急に導き出す様、強力に働きかけている。
3月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ