米国森林紙製品協会発表の最新の産業統計によると、2月米国の未晒クラフト紙の出荷量は前年の好調推移から一転、再度下降現象となった。未晒クラフト紙の2月の出荷量は、前年同月比6.6%減の10万9千トンで、1月からの累計でも同じく6.6%減であった。昨年、米国の未晒クラフト紙出荷量は、2011年から引き続いた長期にわたる減少傾向から立ち直りをみせ、前年比約5%増加の140万トンとなっていた。同市場内では、今年累計でクラフト加工が9.9%増と最大の伸びをみせていたが、一方、一般製袋用はほぼ横這いも、多層紙袋用途では24.5%減と大きく数字を落とした。
3月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ