米商務省はこのほど、カナダ政府が実行してきた不当な政府助成金によって、カナダからの輸入SC紙がメイン州の米国製紙会社にダメージを与えているとして、相殺関税調査に乗り出すことが分かった。米上院等の共同声明に於いて、長期にわたってこれら相殺関税によってメイン州の製紙工場が競争面で不利な立場を余儀なくされ、同州の多くの人々がその職や生計を脅かされてきたと申し立てた。加えて、米商務省へ早急にこの実態調査を進めることを求め、同時に引き続きメイン州の労働者とその職を守っていく為に当該部署へ圧力をかけていくとしている。米国国際貿易委員会は4月13日までに本件の予備的な被害決定を行なうとしている。
3月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ