中国通関当局の発表によると、2月の春節期間の影響で同月のパルプ輸入量は前月比14.5%減の約139万トンへ大きく数字を落とした。これは春節2月19日の前後3週間の入荷を避けて納期を調整した結果であり、輸入量の落ち込みは想定内としている。この期間中は、ほとんどの港湾業務、陸上輸送、パルプ取引が長期にわたった春節の為、停止した状態となっていた。特に、NBKPは前月比24.3%の激減で47万4千トンと最も大きく下落する結果となった。一方、LBKPはそれほどの大きな影響は受けておらず、前月比5.9%減の61万5千トンであった。しかしながら、2月のパルプ輸入量は前年同月比では1.9%増となっている。
4月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ