米国全国小売連盟が発表した最新の月次レポートによれば、同国の4月輸入量は西海岸港湾の仮労働契約の締結前に積み上がった滞貨が徐々に正常化しつつあることで、前年同月比で約8%上向くと推測している。同連盟関係者によれば、港湾の滞貨は確実に解消しつつあるも、依然として船舶から荷降ろし済みでトラック或いは鉄道へ積載され全国へ配送されるべき貨物がかなりの量あり、本来の正常な状態からはまだほど遠いとしている。3月の輸入量は前年同月比13.5%増と予測されており、長期予測では4月も同8%増、5月は同5.6%増、6月は同4.3%増と港湾の復旧に合わせ増量が見込まれている。
4月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ