最新の米国産業統計によれば、4月の同国段ボール箱出荷量は前年同月比0.7%増、全体の工場稼働率は98.6%で、製函業者・メーカー各社のコンテナーボード在庫量合計は前月から1万9千トン微減の季節要因による減少に止まった。また4月の段ボール箱出荷量は稼働日が同数であった前年同月から0.7%わずかに伸びて約3百10億平方フィートとなった。一方、1月~4月の段ボール箱出荷量累計では、実質ベースで前年同期比1.5%増、週平均で同2.7%増となった。4月末のコンテナーボード在庫量合計では前月末比1万9千トン減少して約256万トンとなったが、この数字は過去5年の4月平均値より6万5千トン少なく、また、過去10年平均より5万7千トン少ない結果となった。
5月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ