フィンランドを本拠とするMetsa Board社は、2014年北米向け白ライナーの輸出実績15万トンから、数年以内に年間25万トンまで引き上げる計画であることが分かった。同社はかねて公表していたスウェーデンに位置する同社Husum工場コート紙ライン8号機の白ライナー生産ラインへの改造を4月後半に完了していた。同社によれば、現在、同ラインは2号機として白ライナー年産10万トンのペースで生産しているとしている。同ラインは、年内は引き続きコート紙の生産も行なうが、2016年、2017年はライナーと上質紙の生産も実施する模様。しかしながら、2018年までには同ラインは完全に平均米坪140gの白ライナーのみの生産へ切り替え、年産30万トンを目標としている。
5月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ