ブラジルのSuzano Pulp & Paper社は、このほど同国北東部Bahia州に位置するSalvadorに新たな紙営業部門を開設した。今回の動きは、同社が紙販売と配送活動を統合するとした戦略の一環で、既にSPP-KSR紙の配送事業からは撤退、製品の安定供給確保と顧客との近接化を目指すものとしている。同社役員によれば、今回の措置によって品質面や短納期化など顧客の要望に、より対応しやすくなるとしている。3月以降、同社の営業チームは5ヶ所の出張所(北部/北東部、南東部、南部、サンパウロ郊外/中西部、サンパウロ市内)に常駐しており、現在地方配送センター4地点、地場配送センター16地点を機能させている。
6月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ