最新の産業統計によれば、米国5月の工業生産高指数は、4月に0.5%減少したのに続き前月比0.3%の微減となった。5月の製造業生産高は前月比0.2%減で、1月の水準と比較して大きな変動がない。5月の鉱工業では前月比0.3%減で、4ヶ月連続で1%以上のマイナスを続けていた状況から踏み止まった形になった。一方、水道光熱分野は同0.2%増となった。当月の全体の工業生産高指数は2007年比105.1%の数字となっており、前年同月比でみれば1.4%増となっている。また、5月の工業分野の稼働率は同0.2%ポイント減少し78.1%を示し、この数字は1972年~2014年の長期推移の平均を2.0%ポイント下回っている。
6月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ