ロシアのArkhangelsk Pulp & Paper社は、このほど同国Arkhangelsk地方に位置する同社Novodvinsk工場にてセミケミカル・パルプの新ラインを立ち上げた。年産35万トンの生産能力を有する同ラインは、L材を緑液にて溶解しセミケミカル・パルプを生産するもので、同工場の2機のコンテナーボード・ラインへ原料を供給し、年産合計56万トンのライナー類、セミケミカル・段ボール原紙を生産することになる。27億ルーブル(($5千万)を投資した同プロジェクトは同工場のコンテナーボードの品質向上に加え、更なる量産を目指したもので、生産コストの圧縮にも寄与するとしている。
6月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ