ブラジル製紙産業が発表した最新の統計によれば、同国5月の紙輸出量は前年同月比6.3%増加し、16万9千トンとなった。また、1月~5月の輸出量累計でも、国内経済不安による需要鈍化に嫌気がさしたメーカー各社が輸出向けに注力した結果、前年同期比0.7%微増の80万8千トンと健闘した。一方、同統計によると、5月の国内紙販売量は前年同月比6.8%減少して43万9千トンに終わったが、生産量は84万5千トンで安定しているとしている。ただし、紙輸入量に関しては同30.8%激減し、7万4千トンであった。
6月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ