フィンランドを本拠とするStora Enso社は、このほど再生板紙を生産する同社バルセロナ工場を非公開株式投資ファンドであるQuantum社へ売却する契約書に署名したことが分かった。今回の売買取引は、Stora Enso社が将来的にバージンパルプ100%の高級板紙生産へシフトしていこうとする戦略に沿ったものである。株売買の初期対価は、決算整理を条件として約1千万ユーロとされている。同工場は板紙年産19万5千トンで、従業員は約220人を擁している。
7月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ