スペインの裏白チップボール(WLC)メーカーであるPaprinsa del Principado社は同社Mollerussa工場での操業をこのほど再開した。同工場では、増産強化と品質向上の為に8月新たな設備導入を実施、2週間の休転期間をそれに充てていたもの。この投資プロジェクトは総額350万ユーロの一部で、同社はVoith社へシュー・プレスとオフセット・プレスを発注、更にステンレス製のフレームも新設したとしている。工場関係者によると、今回の改造によって同社のWLC生産能力は約7%上向いて年産約10万トン分が増産となり、板紙製品の品質向上、蒸気消費量の節減が可能となったとしている。
9月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ