台湾の大手板紙メーカーであるCheng Loong社(正隆股份有限公司)は、ベトナムでのパッケージ需要の高まりに合わせ、同国にて年産45万トンの生産能力を有する新たな再生コンテナーボード工場と2つの製函工場の建設に乗り出すと発表した。同社はこのベトナム・プロジェクトに60億台湾ドル($1億8千4百万)を投資する予定で、いくつかの大型板紙ラインを導入する計画としている再生コンテナーボード工場を当プロジェクトの中心に据えている。同社代弁者によれば、現在、土地の購入や新工場建設などに関してベトナム関係当局と協議に入っており、候補地としてはホーチミン市近郊のDong NaiかBinh Duongの南部が有力となっているとしている。
9月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ