PPPC発表の最新統計によれば、8月の世界パルプ出荷量合計は前月の約384万トンから0.2%減少して約383万トンとなった。また、前年同月の約380万トンからは0.7%微増と数字をわずかに伸ばした。内訳をみると、NBKPは前月の約190万トンから約183万トンへ微減となり、またLBKPは前月の約181万トンから当月の約189万トンへやや増加した。一方、8月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、37日分(NBKP:33日分、LBKP:41日分)で前月末より2日分多く、また前年の8月末と同水準となった。やや低調な出荷に影響を受けた形で、パルプ業界の稼働率も82%と下降気味となっている。
9月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ