国際的技術集団であるAndritz社は、このほどブラジルで最大級の紙パルプ・メーカーであるSuzano社への新たな蒸解がま据え付けを完了、テスト稼働を開始している。サンパウロ州Suzano市に位置するSuzano社工場へ設置された今回の新しい連続蒸解がまは、既存の不連続蒸解がまおよび連続蒸解がまとの入れ替えを行ない、今年5月に稼働を開始したが、更なる生産コストの削減に貢献している模様。設計上、この蒸解がまの導入により、同工場の晒ユーカリパルプの生産量は年産33,000トン分の増産となり、合計で550,000トンとなる。
10月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ