ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計では、今年1月~9月の同国紙輸出量累計は対米ドル自国通貨安の影響と国内需要低迷を反映し、前年同期比7.3%増の約150万トンとなった。一方、紙の同9ヶ月間の生産量は大きな変化なく約780万トンとなったが、国内販売量は同3.8%減の約400万トン、また同期間の輸入量は同28.0%大幅減の69万7千トンであった。国内消費量は同5.3%減の約690万トンであった。9ヶ月間の輸出量累計のうち、印刷・筆記用紙は同8.7%増の71万3千トン、包装紙は同2.7%増の53万6千トン、板紙も同3.2%増えて12万8千トンと、各品種で数字を伸ばした。
11月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ