山東太陽紙業は、山東省Zoucheng市の未開発工業用地に位置する同社工場にて、DP年産35万トンの生産能力を有する新ラインでの操業を開始した。同ラインは先週テスト稼働をスタート、現在化学パルプ類を生産中である。今後、品質の安定が見られれば、DPの生産に移行する予定となっている。同社は、同省のYanzhou市の同社基幹工場では別品種の木質パルプを生産しており、現在LBKPで年産30万トンの生産能力があるが、年産20万トンのDPも生産可能である。国内最大手の紙・板紙メーカーでもある太陽紙業はこのラインで生産されたパルプを大量に購入している。市販パルプの購入比率を減らす為、同社はパルプの自給率引き上げを図っている。
11月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ