ドイツのSteinbeis Papier社は、ドイツ北部の同社Gluckstadt工場LWC年産14万トンの6号機にて、今夏実施したライン改造が影響していくつかの生産技術上の問題を抱えた経緯があった。同社社長によれば、その結果、一時は対外的な販売用の製品の一部を他社から調達せねばならない状況であったが、その問題はやっと解消されたとしている。今年7月、同社は6号機の生産性を年産約1万トン分増やす目的で、生産スピードをこれまでの分速1,400mから1,500mへ引き上げるライン改良を実施したが、稼働再開4週間後に支障が発生、順調な生産が出来なくなったとしている。現在、根本的な問題は解消されたものの6号機の生産スピードを年末までに徐々に1,500mへ近付けていく見込み。
11月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ