ブラジルのSuzano Pulp and Paper社は、このほど同国北東部Bahia州とMaranhao州に位置する同社Mucuri工場とImperatriz工場で生産する晒ユーカリパルプの年産能力を合計40万トン増産する為、約11億レアルを投資し、設備の近代化を図る計画であると発表した。同社発表の情報によれば、今回の投資は、新たなユーカリ材の栽培を含んでおり、更に工場と栽培地の距離を短縮する方向で現行より近い地域に供給源を移動する予定であるこも分かった。2017年第4四半期に完了予定の今回の増産体制が整った場合、同社の合計生産能力は年産510万トンまで引き上がる見込みとしている。
11月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ