中国の太陽紙業は、$13億6千万を投資しフラッフパルプ年産70万トンの新工場建設について、米国アーカンソー州経済開発委員会との間で、覚書に調印したと本日発表した。同社によれば、今回のフラッフパルプ・プロジェクトは、世界最大で最も最先端で高効率な単一フラッフパルプ生産ラインであり、また同工場の生産量は世界全体で生産されるフラッフパルプの12%に匹敵するとしている。同社会長によると、極めて重要な吸水素材であるフラッフパルプは、紙おむつ・婦人用生理ナプキン・医療用品・無塵紙・不織布などへ広く使用されており、特に中国市場では膨大な需要を誇っているが、概ね輸入品に頼っているのが現状であるとしている。同工場の操業開始は、2018年末を見込んでいる。
11月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ