ブラジルの大手パルプ・メーカーであるFibria社は、同国Espirito Santo州に位置する同社Aracruzパルプ工場でDoce川からの取水を12月末までに再開する見込みであることが分かった。同社CEOによれば、同河川のゴミや汚泥はかなり減少しており、汚濁水準はダム決壊直後から比べても圧倒的に改善がみられる為、同社としては3週間以内に同河川からの取水を再開する予定であるとしている。事故直後から、同工場は100日分の水使用量を蓄えた同社固有の貯水槽からの水を使用していた。同工場は、晒ユーカリパルプ年産240万トンの生産能力を有しているが、事故直後の11月24日以降Doce川からの取水を取りやめていた。
12月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ