フィンランドを本拠とするStora Enso社は、このほど同社の中国子会社Stora Enso Inpac Packaging社の持ち株をこれまでの51%から90%まで増やす株式移転契約書を締結したことが分かった。同社関係者によれば、今回の株式買い増しにかかる費用は約4千6百万ユーロとしており、取引は第1四半期には完了する見込み。Stora Enso Inpac Packaging社は、消費財向けのカートンや段ボール箱、ユーザー・マニュアル、ラベルなどの消費財パッケージを中心に加工事業を展開している。同加工会社は、河北省、広東省、浙江省に生産拠点を置いているが、Stora Enso社は更に広西チワン族自治区北海市の板紙工場に年産45万トンの新ライン導入の計画を進めている。
1月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ