チリのCMPC Celulose Riograndence社は、このほどEcofinance Nogociosによる温室効果ガスに関する監査を受け、2014年、同社が植林した森林によって大気中のCO2を年間420万トン除去を達成したと認められた。同社2014年排出物に関する報告書に基づいて、同社のパルプ工場が大気中に排出するCO2の量と比較すると15.9倍の量のCO2除去となったとしている。同社関係者によれば、この数字は同社Guaiba工場が生産するパルプ1トン当たりのCO2排出量に対し、25.75トンのCO2を除去しているのに匹敵するとしている。同社は、ブラジル南部Rio Grande do Sul州のGuaiba工場で、年産130万トンの晒ユーカリパルプを生産しているが、同社は同地域に於いて21万3千ヘクタールで植林を行なっている。
1月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ