ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によると、同国の12月パルプ輸出量は前年同月比5.3%増の約100万トンとなった。一方、12月の国内パルプ生産量は同7.7%増の約160万トンであったが、輸入量はほぼ横這いの2万8千トンとなった。また、12月紙輸出量は同27.2%大幅増の19万2千トンで、そのうち包装紙は同35.4%の大きな伸びをみせ6万5千トン、印刷・筆記用紙も同16.2%増の8万6千トン、板紙も同23.5%増の2万1千トンと軒並み上向いた。ただし、紙の輸入量は同43.6%激減の4万4千トン、国内販売も同6%減の48万6千トンと落ち込んだ。また、2015年1月~12月のパルプ輸出取引額累計も好調に推移し、前年比5.8%増の$56億で、国内販売も同5.2%増の$19億となった。
1月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ