スペインの製紙大手Saica社は、同国サラゴサ近郊のEl Burgo de Ebroに位置するコンテナーボード年産123万トンの同社工場の紙質向上に向け1億4千6百40万ユーロを投資する計画であることが分かった。同社代弁者によれば、同工場で保有するライン3機のうち2機の改造を行なうとしているが、どのラインの改造かについては特定を控えている。また、今回の投資は増産を目指したものではないと付け加えている。更に、今回の投資プロジェクトは同社の再生コンテナーボードの白物、茶物の物性向上を純粋に目指すものであると強調している。同工場には、年産38万トンの8号機、41万トンの9号機、44万トンの10号機がある。
2月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ