2月7日、スウェーデンHolmen社のHallsta工場が再び火災に見舞われ、5時間にわたって12号機での生産を止める事態となった。この火災での負傷者は出なかった。同社関係者によると、12号機の乾燥工程がある地下フロアから出火したが、スプリンクラー・システムの作動により消火、工場従業員も避難した。同ラインは主に書籍用紙を生産しており、年産23万トンの生産能力を有する。この停機による逸失生産量については公表を控えているが、甚大な量ではないとコメントしている。同工場での火災は、ここ3ヶ月で2度目で、昨年11月20日機械パルプの生産ラインが火災となり、この影響で12号機も10日以上停機措置となった。また雑誌用紙を生産する11号機年産33万トンのラインは依然停機状態にあり、3月中旬を目途に操業を再開する予定。
2月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ