米国を本拠とするInternational Paper社(IP社)は、昨年第4四半期ブラジルでの販売で苦戦を強いられていたことが分かった。同社の四半期決算報告によれば、第4四半期は産業パッケージ販売で前年同期比39.2%大幅減の売上金額約$4千8百万となり、印刷・筆記用紙の販売でも同12.5%減の$2億5千2百万となったとしている。この2分野を合計しても、この四半期で同18.6%減の約$3億に終わった。しかしながら、同四半期の利益をみると、印刷・筆記用紙分野では営業利益$5千8百万を上げて、2014年第4四半期より9.4%数字を伸ばした結果となった。一方、パッケージの生産量でも前年同期比3.8%減の7万7千トンとなったが、印刷・筆記用紙生産量では同6.9%増の34万2千トンであった。
2月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ