最新の産業統計によれば、米国1月の工業生産高指数は12月に前月比0.7%の微減をみせた後、当月は反転し前月比0.9%の微増となった。1月の製造業生産高は前月から0.5%増、前年同月比でも1.2%増となったが、電気・ガス・水道分野も12月の温暖な気候から一転、暖房需要の増大により同5.4%増と跳ね上がった。鉱工業分野は継続的な下降傾向にあり、最近4ヶ月は月平均5.5%減で推移している。1月の全体の工業生産高指数は2012年平均との比較で106.8%の水準となっており、前年同月比でみれば0.7%減となっている。また、1月の工業分野の稼働率は同0.7%ポイント増加し77.1%を示し、この数字は1972年~2015年の長期推移の平均を2.9%ポイント下回っている。
2月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ