カナダのKruger社傘下で同国Newfoundland州に位置するCorner Brook Pulp & Paper社は昨今のカナダドル安によって業績が向上しているものの、親会社によると利益面での急上昇にまでは至っていないとしている。Kruger社副社長によれば、新聞用紙は米ドルで取引を行なっている為、カナダドル安は同国新聞用紙メーカーなど輸出側にとっては基本的に良好な環境であるとしている。現状では確かに自国通貨安が同国にとっては有利な要因のひとつとなっているが、残念ながら新聞用紙市場の根本的な構造問題の解決にはつながっていないと付け加えている。
2月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ