米国の1月カートン出荷量は前年同月比3.4%減少したが、工場稼働率が95%まで持ち直したことからコンテナーボード在庫量は前月から23万6千トン急増する結果となった。経験の長い市場関係者によれば、ここ10年を振り返っても、この需要と供給のバランスには極めて大きなズレが生じているとしている。一方、2月の国内のコンテナーボード市況価格は比較的安定したレベルを継続しているが、クラフトライナーの輸出価格は、ドル高と供給過剰を背景にメキシコ、中南米、欧州向けで引き続き軟化傾向となっている。
2月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ