ロシアのSegezhaグループは、このほど同国Rostov州Salskに新たな重袋用クラフト加工工場を建設、操業をスタートさせることが分かった。同工場は、年間最大2億袋の生産が可能で、建設分野や食品産業向けをターゲットとすることになる。同社代弁者によれば、3月にも操業を開始する見込みとしている。製品は国内市場向けに加え中央アジア向けにも販売される計画としている。今回の投資プロジェクトによって、同社はロシア重袋クラフト市場でのシェアを60%まで引き上げることになる。Segezha Packaging社はSegezhaグループの子会社であり、AFK Sistema社の管理下にあるが、同グループは欧州各地とトルコに重袋クラフトおよびパッケージ生産拠点を合計10ヶ所保有している。
2月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ