ブラジルの大手パッケージ紙メーカーであるKlabin社は、同社Pumaプロジェクトの一環である新パルプ工場を同国Parana州Ortigueira市で立ち上げ、操業を開始したと本日発表した。同社関係者によれば、最初のパルプ梱包は3月4日に完成、既に森林管理協議会(FSC)のCoC認証も受けているとしている。同工場の新ラインは、パルプ年産合計150万トンの生産能力があり、そのうち110万トンが晒ユーカリパルプ、40万トンがパイン材を原料とするNBKPの生産にあてられる模様。また、N材パルプとして世界でも初の3種類のパルプでの生産が可能な同ラインでフラッフパルプの生産も視野に入れている。
3月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ