PPI Latin Americaからの情報によると、ブラジルのパルプ・メーカーであるJari社が2月下旬に同社初の溶解パルプ(DP)生産を行なったとしている。ブラジル北部Para州Monte Dourado市に位置する同社工場は2013年1月に一旦工場を閉鎖し、同工場のユーカリパルプ年産41万トンのパルプ・ラインを年産25万トンのDPラインへ生まれ変わらせるべく改造に取り組んでいたものの、2015年1月の生産再開以降は再びユーカリパルプの生産・販売を行なってきた。同社は、同工場の運営状態についてコメントしておらず、今後DP生産のみに注力していくのかについても明言を避けている。ただし、現地メディアによれば、今回生産のDPは既に海外向けに輸出されたことが確認された。
3月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ