オーストリアを本拠とする世界的な技術集団であるAndritz社は、スウェーデンのRottneros Bruk AB社より同社Rottneros工場のCTMPパルプ乾燥工程改造を委託され、このほど受注したことが分かった。今回の近代化に向けた改造によって、フラッシュ・ドライヤーの能力はこれまでより50%以上向上することが見込まれ、同時に一定の熱量消費が軽減されることになるとしている。2016年第4四半期には、稼働を開始する予定。今回、Andritz社は新たな乾燥工程を含む特別仕様の改造対応を施すとともに、新たな除塵装置の組み立て完了までを担うことになる。最新の設計による除塵装置は、環境標準に最大限に対応するもので、排出を最小化できるとしている。
3月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ